八潮市議会議員 しのはら亮太の八潮市議会での活動

しのはら亮太の活動紹介

目次

八潮市の一般会計の推移

 八潮市は人口増加が続いている数少ない自治体の一つとなりました。数字で表しているように街の成長と共に歳入額も毎年増加しています。一方でグラフで示している通り、歳出では民生費が増加しています。八潮市は高齢化率が23%程度と全国平均より若い街と言っていいと思いますが、高齢者も2万人をこえ、福祉サービスが増加しています。また少子化対策として児童手当や保育園の整備やサービスの拡充による児童福祉費の増加や経済状況の悪化により生活保護を必要とする世帯が増加し、生活保護費の増加もあります。歳入の伸びが鈍化していくとこの民生費の増加は財政状況を圧迫することになります。きめ細かい施策を展開しながら、選ばれる街、住み続けたい街を実現し、歳入歳出のバランスが取れた財政運営が今後も持続できるよう注視してまいります。

八潮市の人口

世帯数人口総数
平成25年36210439444075784701
令和7年47568485954518693781
※R7/7/1現在

9080人、10.7%の人口増加がありました。将来目標人口については、第5次八潮市総合計画において10万人と設定しております。今後につきましても地域の活力を維持できるよう、様々な政策を提案してまいります。

転入・転出

転入転出
平成25年44753793

↓↓↓

令和5年57904981
令和7年7月現在、令和6年度の集計が完了していないため昨年度の数字

出生・死亡

出生死亡
平成25年802606

↓↓↓

令和5年702907

12年前は出生数による自然増と転入超過による社会増が続いておりましたが、表にある通り令和5年には205人の自然減になっておりますが、転入超過が809人でしたので、人口だけを見れば増えているということになります。
選ばれる街になるということは一つの評価基準でありますが、下記に示すよう、外国人住民の転入も増えてきているため、数字だけを求めるのではなく、まず安心、安全に暮らせる街という事が大前提であります。指針となる大きな市の施策とともに毎日の暮らしやすさを追及してまいります。

・自然増:出生数と死亡数のプラスの差による
・社会増:人口移動すなわち人口流入数と流出数のプラスの差による

多文化共生

転入
平成25年2295

↓↓↓

令和7年5094

宗教、食文化、生活習慣の違いから、日本人と外国人との間で誤解や摩擦が生じることがあります。外国人に対する偏見や差別意識は、外国人住民の生活を困難にするだけでなく、社会全体に悪影響を及ぼします。一方で迷惑行為や犯罪行為により外国籍の方々がニュースで取り上げられるような事案も発生しております。
同じ地域に住む以上、日本のルール、日本の習慣、地域のルールを徹底してもらうよう、外国人住民には丁寧に説明していくことが必要です。

地域経済対策

八潮市は中小零細企業とりわけ小規模事業所が集積するまちです。地域経済対策については、地域経済の活性化や雇用創出、持続可能な経営支援の観点から非常に重要です。今後も商工会や各種団体と連携しながら効果的な対策や積極的な挑戦のお手伝いを推進してまいります。

資金繰り支援

市の担当課や商工会と連携して企業や個人事業主が事業を継続するために必要な資金の確保・調達をサポートします。

事業拡大支援

商工会や事業引継ぎセンター、JETRO(日本貿易振興機構)と連携し補助金なども活用した伴走型の支援を推進します。

デジタル化・DX支援

DXを進めるため補助金の有効的な活用ができるよう導入支援を推進します。補助金を積極的に活用すれば、導入コストを抑えながらデジタル化を実現できます。

事業承継支援

小規模事業所が集積する八潮市で事業承継は大きな課題です。後継者や相続などの問題について、商工会や関係団体と連携し支援を拡充してまいります。

地域密着型の支援体制強化

地元産品の地産地消を推進し、適宜適切に事業者のサポートを拡充しなくてはなりません。また公共工事(特にインフラ)については災害や事故を想定し地元事業者と協力をしながら整備を進めてまいります。

子育て環境

出産子育て応援事業(令和7年度~)

経済的支援

  • 妊婦支援給付金(妊娠届出後):妊婦一人につき5万円給付
  • 妊婦支援給付金(こどもの数届出後):妊娠しているこどもの数×5万円給付

産後ケアの拡充

お母さんが安心して子育てできるよう、心身のケアと
育児の支援を目的に助産師等がサポートを行う制度を
事業者の皆さんと連携しながら拡充していきます。

令和7年4月より短期入所型と通所型(個別型)で利用できる、利用料の減免支援を開始します。
減免券は短期入所型と通所型(個別型)で合計5回まで利用できます。

マタニティタクシー

八潮市では産婦人科がなく市外へ通院する以外方法がありません。地域の方々から陣痛時にタクシーがないと不安だという声をたくさん頂き、緊急を要すると思い、市内のタクシー協会さんにマタニティータクシーの取組についてお願いをしたところ、快く引き受けて下さいました。

タクシー協会の皆様、心から感謝を申し上げます。

登録先

OKタクシー瀬崎交通八潮交通
※詳しくは担当課窓口まで
  • 事前登録(登録票の提出)
  • 出産に備えた準備(利用時は破水などに備えバスタオルを準備してください)
  • 陣痛時はタクシー会社に連絡(事前に登録したタクシー会社に連絡してください)

産科誘致

※産婦人科に関する情報があれば是非お聞かせください

産婦人科の誘致活動は継続的に行っております。
選ばれる街のになるためには産婦人科があるということは大切な条件です。
今後も支援内容を拡充し積極的に誘致に取り組んでまいります。

現在の支援内容
運営費補助として、産科開業後の運営に必要な経費について年額1千万円を上限に、5年間補助する。
(給料や職員手当などの人件費、医療機器リース料、医薬材料費、光熱水費等)

保育施設整備

 12年前の平成25年9月以降、認可保育所を11施設、小規模保育施設を16施設、認定こども園を2施設、合わせて29の保育施設(定員約1000人の増)が整備されました。今後、このような現状を踏まえ約180名の定員拡充をする予定となりました。引き続きこれらの整備も含め待機児童問題の解消に努めてまいります。

学童保育所整備

施設数定員(人)
平成25年公設公営7390
公設民営3100
民設民営00
合計人数10490

↓↓↓↓

令和7年公設公営5280
公設民営3170
民設民営5360
合計人数13810

 保育所の整備に合わせて学童施設についても整備を進めていかなければなりません。私は当時から保育園の問題は時がたてば学童保育所の問題にもつながると危機感を持っておりました。この12年間、市に対しては継続的に拡充の要望をしてまいりました。現在では、初当選の平成25年当時の定員490名から令和7年の810名まで320名の増員がなされました。しかしながら昨年は78名の待機児童がでてしまいました。これまで多くの皆様から学童保育所に関する要望を頂いてまいりました。八潮市では令和8年開所を目途とする学童保育所拡充をすすめています。これにより100名の増員が可能となります。さらに新設小学校の開校にあわせて学童保育所の新設整備も検討しています。
 現在では公設公営、公設民営、民設民営の事業形態で運営しており、運営時間に差異があります。営業時間についても今後状況をみながら、ニーズに応えられるようはたらきかけてまいります。

都市基盤整備

令和7年1月28日に県道松戸草加線の中央一丁目交差点内で道路陥没事故が発生しました。本市の基幹インフラが集積する場所でもあったため今後も本格的な復旧にはかなりの時間を要します。あわせて埼玉県とも協議を重ね一日も早い復旧と損害の補償に尽力してまいります。

市道の整備

八潮市では約320キロの市道(歩道含む)があります。道路や歩道についての要望は日々頂きます。一般会計でお示しした通り、土木費にかける予算は事業計画や年度内の工事状況により変化はありますが12年前とさほど変わりません。民生費に比べれば優先度が落ちてしまう事は仕方がありません。しかし限られた財源を有効に活用しながら市道の維持と修繕をしていかなければなりません。

日々の修繕や補修

道路水路その他合計
市民の方から市に寄せられる要望件数
令和6年8882601148
職員のパトロールによる自発対応件数
令和6年242149306697
↓↓↓
11304093061845

約2000箇所の修繕を毎年行っております。

治水対策

幸和排水施設

 綾瀬川放水路を管理する国土交通省と排水管の占用許可等について協議し、令和7年度から令和9年度の工事を予定しています。この整備ができると、地域の浸水問題は大幅に解消すると考えております。

2丁目交差点付近

 この地域の浸水対策をするうえで地中埋設管の移設が必要です。地中埋設管の占用事業者や県と調整し令和8年に工事を予定しております。その他にも鶴ケ曽根二丁目の区画整理事業で調整池を整備します。浸水被害解消に様々な整備に取り組みます。

6号水路増径

 旧堤防を横断している樋管の増径について国土交通省と協議しており、協議が整い次第改修に向けて取組みます。

地下鉄8号線誘致運動

2018年に八潮市で行われた総決起大会の写真です

 平成17年につくばエクスプレスが開通しました。当時の一日の乗車人員は約6000人でしたが、都心へのアクセスの良さから八潮市へ転入してくる方などが急増し、現在では一日の乗車人員は約24700人にまで増加しました。八潮市の人口もつくばエクスプレス開業当時の76000人から93000人を超えるまでになりました。鉄道開業による街の成長を目の当たりにしてきました。この鉄道を通すため先人の皆様が継続的な運動を推し進めてくれたことで、今私たちがその利益を享受しています。八潮市は人口増加を続ける数少ない自治体の一つですが八潮市はまだまだ成長できる街です。人口の分布は南部に集中しており今後は外環八潮パーキングエリアをはじめ東埼玉道路の整備にともない北部についても注視していかなければなりません。南北のアクセスをより快適にし未来の八潮のために、先人の皆様が私たち後世に残してくれたつくばエクスプレスのように、私達もこの地下鉄8号線の延伸運動を今後も継続してまいります。令和4年3月、東京メトロより申請されていた地下鉄8号線延伸(豊洲~住吉間)の鉄道事業許可について、国土交通大臣の許可がなされ、令和6年11月5日に工事着手されました。これは八潮市まで8号線を通す絶対条件です。まず第一歩を踏み出しました。今後も引き続き状況を注視していくとともに、この運動を推し進めてまいります。

東京直結鉄道建設誘致促進運動は「期成同盟会」(構成市の首長)「連絡協議会」(構成市の商工会議所、商工会)「実行委員会」(構成市の商工会議所、商工会の青年部)で行っております。私も青年部に在籍中以来、仲間たちとともに取り組んでまいりました。現在も八潮市商工会青年部の皆様が未来に残すため、実現に向け一生懸命取り組んでいます。
私も引き続き強力に支援していきたいと考えております。

防犯について

防犯カメラ

 犯罪を未然に防止する【犯罪抑止】や事件性がある場合【証拠撮影】などに備えるとともに安心感をもって市民生活をおくるために防犯カメラは有効な手段の一つです。現在市内に「158基」(駅前・道路・公園)の防犯カメラが設置されています。今後も引き続き増設が必要であると考えております。

不法投棄

不法投棄の報告があります。ごみの処理については投棄された場所の地権者に、処分をお願いします。また警察に通報するとともにごみを不法に投棄した者の身元がわかるものがないか等も確認しています。
このままでは不法投棄はなくなりません。犯罪者を必ず逮捕するという明確な姿勢が必要です。今後は警察に相談しながら協議会を設置して、不法投棄撲滅に向け取組んでいきます。

街の灯り

八潮はくらいよね…という声を度々いただきます。
予算にも限りがありますが、防犯上の観点からも毎年増設しています。

市管理道路照明灯

平成25年令和6年
LED新設・更新5

5
照明灯設置数28673366

市管理の道路照明灯はH25年から、499灯新設・更新しました

町会管理防犯灯

平成25年令和6年
LED新設・更新34

158
照明灯設置数722296

防犯灯の相談は市役所やお住まいの町会へご相談ください

防災について

避難所訓練

毎年行われる八潮市総合防災訓練がありますが、各地域においてこれからは、避難所訓練が必要であると思います。避難所の開設、簡易トイレの使い方、衛生環境の維持、備蓄量の確認など、避難の初期動作ではなく、実際に避難所で生活することを想定した訓練は今後必要不可欠です。

避難所訓練の必要性

  • 災害時の混乱を最小限に抑える
  • 避難所運営能力の向上
  • 迅速な避難誘導
  • 地域全体の防災力向上

草加八潮消防組合

火災救助救急
平成25年23784064
↓↓↓
令和6年30745661
八潮市内のみ記載しております

(仮称)消防署八潮南分署の建設へ

令和2年2月に「八潮市南部地域への消防分署の新設整備を重点事業」に位置づけました。建設候補地について「訓練・駐車・転回スペースの確保・緊急車両の出動動線・防災・災害拠点」などに着眼し、調査検討をしてまいりました。その後計画が進み、八潮市大曽根・浮塚地区に八潮南分署の建設予定地が決定いたしました。国有地を含むため現在国と交渉しております。早期開所を目指して進めています。

地図は草加八潮消防管内の到着時間を示したものです。八潮市の南部では黄色以上なってしまっています。八潮南分署が設置されることにより、黄色以上に分布された地域の到着時間問題は、解消できるものと考えられます。

教育について

給食センター

現行の提供方式に加えて、公設センター方式の導入を検討しています。公設センター方式は衛生管理や柔軟な対応性に優れており、将来的な安定性も考慮されています。建設用地の確保や施設整備、維持管理、運営の事業手法についても具体的な検討が行われています。今後はこれらの課題に対して着実に取り組んでいく方針です。

GIGAスクール

八潮市では令和2年度末には、市内の全児童・生徒と教職員への一人一台端末の配付を完了し、学校現場での一人一台端末の本格的な運用が始まった。課題はありますが今後も、一人一人の学習者が、学習方法や学習過程等を選択し、自らの学びを調整しながら進める学習法など、端末を活用することで実現する新しい学びの推進をもとめてまいります。

スケートボードパーク

H25年に初当選をさせていただいてから、ずっと要望を繰り返してきました。大変時間がかかってしまいましたが、ようやく整備方針が決まりました。下河原運動広場を再整備する際、アーバンスポーツゾーンとして整備します。しかしながらこの計画が整備完了するまでかなりの時間を要します。
私も14歳からスケートボードをはじめ、若い時代はスケートボードに熱中していました。今必要な若い方々に利用してもらえるように一日も早く仮設のスケートパークを整備します。

八潮市議会定例会一般質問通告書一覧表

定例会質問事項
令和7年第2回定例会・不法投棄について
・車道や歩道の整備
・災害時応援協定
令和7年第1回定例会・八潮高校の跡地について
・北部拠点の事業者選定と今後について
・町会活動への支援について
・生活保護について
・新庁舎管理について
令和6年第4回定例会・浸水懸念箇所における治水計画の進捗について
・補助制度の周知について
・年収103万円の壁について
・おむつの自動販売機設置について
・新庁舎管理について
令和6年第3回定例会・(市役所職員)業務品質向上について
・中央公園の再整備について
令和6年第2回定例会・北部拠点まちづくり事業について
((仮称)外環八潮パーキングエリアとスマートICや(仮称)道の駅やしお、産業施設の誘致)
・町会・自治会加入について
・スケートボードパーク整備について
令和6年第1回定例会・防災について
・駅周辺の利活用について
・スケートボードパーク整備について
令和5年第4回定例会・国の補正予算成立における本市の計画について
・マタニティタクシーについて
・模擬議会について
令和5年第3回定例会・大山市政10年の成長と課題について
・教育について
令和5年第2回定例会・本市の統計について
・防災計画について
令和5年第1回定例会・エイトアリーナの増築について
・新庁舎整備に伴う八潮中央公園の再整備も含めた市有地の活用について
令和4年第4回定例会・本市の治水対策について
・今後のシティセールスについて
・職員の採用と勤続について
令和4年第3回定例会・堤外の防犯対策について
・住宅リフォーム補助金について
・スケートボードパーク整備について
令和4年第2回定例会・姉妹都市提携につきまして
・事業者への依頼とその後の対応について
(公金の振込、公用車の管理、見積り依頼、受発注などの管理体制)
令和4年第1回定例会・経済対策について
・公共事業について
令和3年第4回定例会・本市の治水対策について
・西袋上馬場土地区画整理事業について
・スケートボードパークについて
・防災対策について
令和3年第3回定例会・グラウンドや公園の利用や整備について
・地方交付税について
・経済対策について
令和3年第1回定例会・教育について
令和2年第4回定例会・市街化調整区域について
令和1年第3回定例会・学校教育審議会について
・ オリンピック・パラリンピックについて
・交通安全について
・職員の対応について
令和1年第2回定例会・つくばエクスプレスについて
・やしお駅前公園について
令和1年第1回定例会・北部まちづくりについて
平成30年第4回定例会・被保険者証と高齢受給者証の一体化について
・利子補給制度について
平成30年第3回定例会・旧潮止揚水機場に係る住民監査請求について
・みんなでつくる美しいまちづくり条例について
・コンサルタント委託について
平成30年第2回定例会・まちづくりについて
・都県境にかかる都市計画道路について
・子育てについて
平成30年第1回定例会・八潮市産業経済振興条例について
・水路整備について
・防犯対策について
平成29年第4回定例会・地域経済の振興策について
・本市の主権者教育について
平成29年第1回定例会・東京オリンピック・パラリンピックについて
・葛西用水の整備について
平成28年第4回定例会・アセットマネジメントについて
平成28年第3回定例会・交通安全について
平成28年第2回定例会・東京オリンピック・パラリンピックについて
・北部まちづくりについて
・学力向上と環境整備について
平成27年第4回定例会・東京オリンピック・パラリンピックについて
・地域経済の循環について
・防災カルテについて
平成27年第3回定例会・やしお市民まつりについて
・水辺の楽校及び周辺整備について
平成27年第2回定例会・アセットマネジメントについて
平成27年第1回定例会・小中一貫教育について
平成年第回定例会・総合教育について
・教育相談所について
平成26年第4回定例会・交通事故防止対策について
・中学校体育授業の領域選択について
平成26年第3回定例会・大規模災害時の対策について
平成26年第2回定例会・災害時の消防団への連絡方法について
・景気対策について
・夏季休業中の学校教育について
平成26年第1回定例会・市内の小規模事業者への支援について
・資材価格の上昇に伴う市発注建設工事の対応について
・防災協定について
平成25年第4回定例会・今後の子育て支援策について
・災害に強い街づくりについて
・市内の小規模事業者への支援策について
目次